基礎実践コースでは、粒子法(MPS法)の基礎を一通り学ぶことができます。基礎理論、ソースコードの解説、演習を交えながら、わかりやすく丁寧に解説します。
※以前の「入門コース」と同じ内容になります。
※「基礎理論コース(オンライン)」に演習を追加し、対面にしたものです。
※以前の「入門コース」と同じ内容になります。
※「基礎理論コース(オンライン)」に演習を追加し、対面にしたものです。
コース要項
[概要]
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本コースを受講すると、粒子法 (MPS法)の流体シミュレーションの基礎を一通り習得することができます。理論とソースコードの理解、プログラムの実行と可視化方法の習得ができます。具体的には、以下の4時間の構成です。
本コースを通して、一人でも多くの方に粒子法について理解を深めていただければ幸いです
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[使用教科書]
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1.書籍:「粒子法入門」
2.講師オリジナルテキスト ※当日配布します。
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[対象者]
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1.これから粒子法を設計や解析の実務に活用したいと考えている企業の技術者・研究者の方
2.粒子法を研究に活用したいと考えている大学の研究者・学生の方 *粒子法に対する予備知識は不要です。
*教材としてテキストに付属するC言語で記述されたソースコードを使用します。 *C言語に関する基礎的な知識がありますとソースコードの理解が容易だと思われますが必須ではありません。 |
[場所]
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・東京開催 プロメテック・ソフトウェア 本社 会議室
(東京都文京区本郷三丁目34番3号 本郷第一ビル8階) |
[定員]
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10名
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[当日の持ち物]
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1.書籍「粒子法入門」
2.筆記用具 *書籍をお持ちでない方は、事前にご自身でご購入いただくか、コースお申込み時に【テキスト(書籍「粒子法入門」)購入あり:39,800円(税込43,780円)】をご選択ください。書籍込みの受講料をお選びいただいた場合は、書籍は当日のお渡しとなります。
*演習で使用するノートパソコンはプロメテックがご用意いたします。 |
[受講料]
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テキスト(書籍「粒子法入門」)購入なし:35,000円(税込38,500円)
テキスト(書籍「粒子法入門」)購入あり:39,800円(税込43,780円) |
[お支払方法]
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・請求書によるお支払い (開催後、請求書をPDFで送付します)
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*お申し込みが2名に満たない場合は中止させていただく場合がございます。
*講師の急病、事故、交通機関のストライキ、台風や地震等のため、やむを得ず休講または日程変更することがありますので予めご了承ください。その際は改めてご連絡申し上げます。
*準備の都合上、お申込みの取り消しはセミナー開催日の5営業日前までとさせていただきます。4営業日以降の取り消し、ご連絡無く欠席の場合には、受講料全額をご請求させていただくことがございますので予めご了承ください。
*講師の急病、事故、交通機関のストライキ、台風や地震等のため、やむを得ず休講または日程変更することがありますので予めご了承ください。その際は改めてご連絡申し上げます。
*準備の都合上、お申込みの取り消しはセミナー開催日の5営業日前までとさせていただきます。4営業日以降の取り消し、ご連絡無く欠席の場合には、受講料全額をご請求させていただくことがございますので予めご了承ください。
プログラム
受付 |
12:45-13:00 (15分) |
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1時間目 |
13:00-14:00 (60分) |
*プログラム開始時にプロメテック担当者より資料、会場のご案内などを行います。 粒子法による流体解析の基礎理論(その1) ・粒子法の特徴と利点 ・粒子法の種類 ・粒子の位置と速度の初期設定 ・粒子の動かし方 ・加速度の求め方 ・粒子の質量 ・支配方程式 |
休憩 |
14:00-14:05 (5分) |
- |
2時間目 |
14:05-15:05 (60分) |
粒子法による流体解析の基礎理論(その2) ・粒子数密度と重み関数 ・偏微分演算子の近似方法 ・圧力の求め方 ・境界条件(自由表面、壁面、流入・流出 等) ・物理モデルの紹介(粘性力、表面張力、剛体・流体連成、負圧 等) ・検証事例の紹介 |
情報交換タイム |
15:05-15:25 (20分) |
講師や参加者同士の意見交換、講義の補足、交流の場としてご活用ください。 |
3時間目 |
15:25-16:25 (60分) |
粒子法のソースコードの解説 ・ソースコードのコンパイルと実行(演習) ・計算結果の可視化(演習) ・処理の流れの概説 ・プログラムの詳細解説 (グランディエントモデル、ラプラシアンモデル 等) ・パラメーターの設定方法、よくあるトラブルとその対処方法 |
休憩 |
16:25-16:30 (5分) |
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4時間目 |
16:30-17:30 (60分) |
演習 ・様々な条件での流体シミュレーションの実施 |
質疑応答 |
17:30-17:40 (10分) |
- |
終了 |
17:40 |
修了証書をお渡しします。 |
講師
東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 准教授
柴田 和也 先生[学歴・職歴]
2007年 東京大学大学院 工学系研究科 システム量子工学専攻 博士課程修了 博士(工学) 2007年 (独)海上技術安全研究所 入所 海の10モードプロジェクトチーム研究員 2009年 東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 助教 2013年 東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 講師 2017年 東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 准教授
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参加者 アンケート一部ご紹介
粒子法について、非常に基礎的な理論から学ぶことができ、勉強になった。理論的な部分で不明点が多かった為、今後活用するきっかけとなった。(自動車関連)
MPS法と他の粒子法との違いや、MPS法の計算理論を詳しく学ぶことができ、大変役に立った。理論を分かりやすく説明して頂け、難しい内容だったが理解することができた。(電機関連)
粒子法の簡単な概要が学べてよかった。演習もあるので動きがどう変化するか理解しやすかった。粒子法C言語共に初心者であったが、少しは理解できた。(材料関連)
シミュレーションのプログラム的な話だけでなく、その基礎となる流体力学の解説から行って頂いたので実際のソースコードを見ても非常に理解しやすく、勉強になった。(自動車関連)
ナビエ・ストークス方程式や連続の式などイメージのわきにくい部分を説明して頂き、理解しやすかった。学生の頃の疑問点が解決した。(材料関連)