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プロメテック・ソフトウェア株式会社(代表取締役社長:角家 強志、本社:東京都文京区、以下プロメテック)は、プロメテックが開発する粒子法(MPS 法:Moving Particle Simulation)理論に基づく流体解析ソフトウェアParticleworksおよび離散要素法(DEM:Discrete Element Method)理論に基づく粉体解析ソフトウェアGranuleworksのオプション製品として、Visualization Optionの販売を2019年12月27日に開始いたしました。 Particleworksは、解析モデル定義時にメッシュ生成を必要とせず、使い易い直観的なGUIで、水や油など液体の混合、攪拌、潤滑、噴射、飛散、スロッシングなど複雑な流体現象を解析するソフトウェアで、2009年のリリース以来10年にわたり自動車業界を中心に、機械、電機、材料、金属、食品、化学、医療工学、エネルギー、土木など、国内外の幅広い業界で導入が進んでいます。また、当初Particleworksの中のDEM機能として提供され、2017年より機能充実のために独立したソフトウェア製品としてリリースされたGranuleworks は、食品、医薬品、化学品、輸送機器、電子材料など、粉体を使った様々な製造プロセスや粉体加工、粉体装置の設計・改良に活用でき、混合、搬送、充填など粉体の現象を容易に解析するソフトウェアです。 この度リリースされたVisualization Optionは、これらCAEソフトウェアによる解析結果から、 解析技術者自身が手軽にフォトリアルな可視化を行うためのツールです。これにより、解析結果をCG編集ソフトウェアのデータに変換することでCG制作が可能になります。Visualization Optionは、社内他部門とのデジタルレビュー(プレゼンテーション、官能評価等)やWEBマーケティングコンテンツ(YouTube等)展開で高い効果を期待できる高品質・多様な可視化表現を実現します。また、解析技術者が3DCG動画を簡単に作成可能にするツールも提供予定です。 プロメテック・ソフトウェアは2004年の会社設立以来、シミュレーション技術とCG 技術の融合を目指したソフトウェア開発とサービスを提供してきました。現在ParticleworksやGranuleworksのCAEソフトウェアの販売・技術サポートと合わせ、最新のComputer Graphics 技術を用いた可視化サービスとして、解析結果やCAD データ、図面、写真資料などをもとに、特殊表現や高品質でフォトリアルなCG 映像の作成や、動画だけではなくインタラクション可能なXR(VR/AR/MR) コンテンツ作成を行っております。また、2019年春にはコンピュータグラフィックス研究所「ドワンゴCGリサーチ」を弊社に移管し、プロメテックの一部門として「プロメテックCGリサーチ」を立ち上げ、コンピュータグラフィックスの研究開発にもより一層の投資を行っております。この度のレンダリングCG可視化ソフトウェアの販売により、シミュレーション技術とCG技術の融合が進み、製品の設計、開発、評価のイノベーションに繋がることを期待しております。 ■ 価格:別途お問い合わせください。
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