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お客様各位
日頃より弊社製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 弊社では誠に勝手ながら、以下の期間を休業日とさせていただきます。 【夏季ユーザーサポート休業期間】 2021年8月7日(土) ~ 2021年8月15日(日) 製品・サービスに関するメールでのお問い合わせなどは、上記期間中も受け付けておりますが、ご返答につきましては、2020年8月16日(月)より順次させていただきますのであらかじめご了承ください。 毎年夏にアメリカで開催されるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議「SIGGRAPH 2021」のテクニカルセッションにおいて、「プロメテックCGリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)のメンバー(佐藤周平、副所長 土橋 宜典ら)による論文“Stream-Guided Smoke Simulations”が採択されました。 この論文では、煙の流れをガイドする手法について提案しています。従来の類似研究と異なり、「stream function」の空間で最適化問題を解くことで大幅に問題のサイズを削減しています。シミュレーションにより作成された流れだけでなく、ユーザが手動で作った流れでもガイドして尤もらしい煙の流れを作ることができます。 SIGGRAPHでは、世界中の多くの研究者により最新のCGの論文が発表され、技術更新がなされており、ここで発表された技術が多くの3DCGソフトの開発に活かされいます。 2021年は、2021年8月9日~13日にオンラインで開催されます。 ■SIGGRAPH 2021サイト内 発表概要ページ: https://s2021.siggraph.org/presentation/?id=papers_429&sess=sess174 ■プロジェクトページ: http://nishitalab.org/user/syuhei/StreamGuidedSmoke/streamguided_smoke.html プロメテックCGリサーチについて プロメテックが所管するコンピュータグラフィックス研究所「プロメテックCGリサーチ」は、コンピュータグラフィックスの研究開発、新たなコンテンツ・サービス等の開発を進める研究機関です。プロメテックはこれまでも、「Computational Reality -計算科学でつくるよりよい未来」をビジョンとして、シミュレーション技術を中心に、CGやAIといった関連分野においても様々な新しい技術の開発に取り組んでまいりました。「プロメテックCGリサーチ」の所長である西田友是氏は、CG界のノーベル賞とも呼ばれているスティーブン・A・クーンズ賞(The Steven A. Coons Award)をアジアで唯一の受賞した研究者です。西田氏が考案した「ラジオシティ法」は、今や全てのコンピュータグラフィックス作品やゲームソフトに用いられる基盤技術となっています。今後も豊富な経験を背景として、精力的な研究活動を続けてまいります。 プロメテックCGリサーチに関する詳しい情報については、以下のWebサイトをご覧ください。 URL: https://www.prometech.co.jp/cgresearch.html 所長 西田友是氏の略歴
1949年広島県生まれ。1998年から東京大学教授(2013年3月に定年退官し、その後名誉教授)。1970年からコンピュータグラフィックスの研究を始め、隠線消去、隠面消去、陰影表示などを研究。光の相互反射を計算してリアルな半影を描写する「ラジオシティ法」の考案者であり、その後も精力的な研究活動を続け、2005年にSIGGRAPHのスティーブン・A・クーンズ賞、2006年にNICOGRAPHのCG-Japan Awardを受賞しました。こうした功績を記念して2006年に、画像電子学会において、CG関連の優秀論文の著者に与えられる「西田賞」が創設されました。また、2017年ASIA GRAPHICSからLifetime Achievement Award、同年紫綬褒章を受章、画像電子学会、情報処理学会フェロー授与、2018年ACM SIGGRAPH academyの初代会員への選出、2020年FIT船井業績賞など、35件受賞されています。なお、2005年よりプロメテックの技術顧問として事業運営に助言いただいています。研究業績およびこの受賞講演の関連情報は、以下のWebサイトをご覧ください。 URL: http://nishitalab.org/user/cgr/brochure.html このたび、プロメテックCGリサーチの所長、 西田友是(東京大学名誉教授)が、画像電子学会より、コンピュータグラフィックス分野の創設並びに学会運営への先導的貢献したとして、アレキサンダー・ベイン賞を受賞いたしました。 アレキサンダー・ベイン賞は、画像電子学会より画像工学の学術の進展に対して卓越した業績のあった会員、または産業界の発展に特別の功労がありその功績が顕著であった会員へ贈られるものです。 画像電子学会は、ファクシミリ技術の進展と、産業としての振興を目指して1972年に創設された学会で、2021年に40周年を迎えた際に記念事業の一環として、画像工学の進展もしくは産業界の発展や学会事業に顕著な功績のあった方々を顕彰するため、アレキサンダー・ベイン賞を創設しました。 アレキサンダー・ベインは世界で初めてFAXを発明した人物で、その歴史はエジソンの電話の発明よりも古く、電子通信の普及の原点と言えます。その彼に因んでできたアレキサンダー・ベイン賞では、受賞者にアレキサンダー・ベインの肖像画を象ったメダルが記念品として贈られます。 プロメテックCGリサーチについて プロメテックが所管するコンピュータグラフィックス研究所「プロメテックCGリサーチ」は、コンピュータグラフィックスの研究開発、新たなコンテンツ・サービス等の開発を進める研究機関です。プロメテックはこれまでも、「Computational Reality -計算科学でつくるよりよい未来」をビジョンとして、シミュレーション技術を中心に、CGやAIといった関連分野においても様々な新しい技術の開発に取り組んでまいりました。「プロメテックCGリサーチ」の所長である西田友是氏は、CG界のノーベル賞とも呼ばれているスティーブン・A・クーンズ賞(The Steven A. Coons Award)をアジアで唯一の受賞した研究者です。西田氏が考案した「ラジオシティ法」は、今や全てのコンピュータグラフィックス作品やゲームソフトに用いられる基盤技術となっています。今後も豊富な経験を背景として、精力的な研究活動を続けてまいります。 プロメテックCGリサーチに関する詳しい情報については、以下のWebサイトをご覧ください。 URL: https://www.prometech.co.jp/cgresearch.html 所長 西田友是氏の略歴
1949年広島県生まれ。1998年から東京大学教授(2013年3月に定年退官し、その後名誉教授)。1970年からコンピュータグラフィックスの研究を始め、隠線消去、隠面消去、陰影表示などを研究。光の相互反射を計算してリアルな半影を描写する「ラジオシティ法」の考案者であり、その後も精力的な研究活動を続け、2005年にSIGGRAPHのスティーブン・A・クーンズ賞、2006年にNICOGRAPHのCG-Japan Awardを受賞しました。こうした功績を記念して2006年に、画像電子学会において、CG関連の優秀論文の著者に与えられる「西田賞」が創設されました。また、2017年ASIA GRAPHICSからLifetime Achievement Award、同年紫綬褒章を受章、画像電子学会、情報処理学会フェロー授与、2018年ACM SIGGRAPH academyの初代会員への選出、2020年FIT船井業績賞など、35件受賞されています。なお、2005年よりプロメテックの技術顧問として事業運営に助言いただいています。研究業績およびこの受賞講演の関連情報は、以下のWebサイトをご覧ください。 URL: http://nishitalab.org/user/cgr/brochure.html プロメテック・ソフトウェア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役会長兼グループCEO:藤澤智光、以下:当社)は、グループ企業であるGDEPソリューションズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役長﨑敦司)と共同運営しているHPCコミュニティ「HPC WORLD」を主催として、来る7月27日(火)に、HPCの最新技術を学ぶオンラインイベント「HPC Developers Summit 2021」を初開催いたします。 HPC WORLD は、HPC/GPUコンサルティングサービスを提供するプロメテックグループ(*1)が、コミュニティの発展こそが業界の発展に直結するとの認識で、昨年、HPC/GPUコンピューティング技術の研究者・開発者・ユーザのコミュニティとして発足しました。今回は、より多くの方がHPC/GPU の最新技術に触れられる場としてオンラインイベント「HPC Developers Summit 2021」を位置付けています。 本イベントでは、HPC、GPUを活用した技術やプログラミングに興味のある方に満足頂けるよう
などの最新のテーマを、最前線で活躍されている研究者・技術者の方々に講演頂きます。 更に、フリーディスカッションも予定され、エンジニア・研究者・学生の方、更にはGPUプログラミング未経験者の方も、楽しめる内容となっております。イベント概要は下記の通りとなります。 【開催概要】 ■ 開催日時:2021年7月27日(火)13:30スタート ■ オンライン形式:Zoom / 生配信(後日配信はしません) ■ 参加費:無料(参加登録が必要です) ■ 主催:HPC WORLD ■ 協賛:株式会社 日本HP、菱洋エレクトロ株式会社 ■ 後援:エヌビディア合同会社 ■ 実行委員会:プロメテック・ソフトウェア株式会社、GDEPソリューションズ株式会社 ■ 詳細・お申込み:https://www.hpc-devsummit.jp/ *1 大規模なモデリングやシミュレーションのためのコンパイラ技術・高速化技術に関する知見を持つ当社と、NVIDIA認定ELITE PartnerでありGPUコンピューティングやマルチコアCPUのシステム構築に豊富な実績を持つGDEPソリューションズがそれぞれの強みを活かし、NVIDIA社との緊密な協力体制のもと、HPC/GPUコンサルティングサービスを提供しています。 GDEPソリューションズ株式会社について
2016年設立。プロメテック・ソフトウェア株式会社のグループ会社で、GPUコンピューティングやマルチコアCPUの市場創出および多様なニーズへの対応を展開しています。 「GPUプラットフォーム事業」では、NVIDIA Corporation認定の最高レベルパートナー「Elite Partner」として、ディープラーニングやCAD/CAEをメインに、NVIDIA GPU製品を活用した各種ソリューションを提供します。また、「クラウドインフラ事業」では、製造業各社に最適なクラウド(コンピューティング、ストレージ)、VDI(仮想デスクトップ)、セキュリティなどのITソリューションを提供し、先進のソフトウェアとハードウェアを組み合わせて提供します。 URL: https://www.gdep-sol.co.jp/ |
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