「UEIリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)とその研究員は、11月27日から30日までタイのバンコクで開催されるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議「SIGGRAPHASIA 2017」のTechnical Briefs部門において、論文を2件発表いたします。
UEIリサーチからの発表論文は”Example-based Synthesis of Turbulence by Flow Field Style Transfer”と”Acquiring Non-parametric Scattering Phase Function from a Single Image”です。”Example-based Synthesis of Turbulence by Flow Field Style Transfer”では、ある流れ場から他の流れ場へ流れの詳細な成分を転写する手法を提案します。これにより既に計算されている流体アニメーションを再利用して、欲しい見た目を持ったアニメーションを直観的かつ簡単に作成することができます。”Acquiring Non-parametric Scattering Phase Function from a Single Image”では、これまで測定することが困難であった位相特性を直接測定する手法を提案し、これによる計測結果を報告します。 SIGGRAPHASIAは、アメリカのACM(計算機学会)が主催し、1974年から毎年北米で開催されている世界最大、かつ最も権威のあるデジタルメディア・デジタルコンテンツに関するカンファレンス・展示会「SIGGRAPH」のアジア大会です。第1回は2008年にシンガポールにて開催されており、日本では過去2回開催されております。 現在ポスター論文も含め、設立から4年余の間に60編もの論文が UEIリサーチの研究成果として採択されています。 UEIリサーチ論文リスト:http://nishitalab.org/user/UEI/UEIpublication.html SIGGRAPHASIA 2017:https://sa2017.siggraph.org/ Comments are closed.
|
Archives
July 2021
Categories |