「ドワンゴCGリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)とその研究員は、12月4日から7日まで東京国際フォーラムにて開催されるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議「SIGGRAPH Asia 2018」のTechnical Briefs部門、Posters部門において、それぞれ1件の発表をいたします。
Technical Briefs部門での発表論文は、”Error Estimation for Many-light Rendering with Supersampling”です。この研究では、アンチエイリアシングや被写界深度、関与媒質や半透明材質の多光源レンダリングのための誤差推定法を提案しています。従来法と比べて推定精度を2倍以上向上させています。 Posters部門での発表論文は、”Digital Reproduction of Hair Waving Based on Animator Technique”です。この研究では、アニメータが描く髪のなびきをデジタル上で再現しアニメーションを生成することでアニメータの負担を軽減することを目的としています。アニメータの見本との誤差が最小になるような最適化シミュレーションを行うことで、セルルックアニメーションとして違和感が少ない映像を作成するための方法を提案します。 SIGGRAPH Asiaは、アメリカのACM(計算機学会)が主催し、1974年から毎年北米で開催されている世界最大、かつ最も権威のあるデジタルメディア・デジタルコンテンツに関するカンファレンス・展示会「SIGGRAPH」のアジア大会です。第1回は2008年にシンガポールにて開催されており、日本では今回で3回目の開催となります。 SIGGRAPHASIA 2018:https://sa2018.siggraph.org/en/ Comments are closed.
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July 2021
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