「UEIリサーチ」(所長:西田友是東京大学名誉教授)とその研究員は、6月23・24日に一橋大学で開催されるコンピュータグラフィックスで日本最大の学会「 Visual Computing / グラフィクスとCAD 合同シンポジウム 2017 」において、口頭発表部門4件、ポスター部門2件、それぞれを発表いたします。
UEIリサーチからの発表論文は、「降雨シーンのアニメーション生成を目的とした雨音からの降雨強度推定」、「曲面と多角形の最短距離検出法」、「流れ場の補間による複数の流体アニメーションの統合」、「X線CTと写真を用いたテクスチャ付き三次元モデルの生成法」の4件です。 「降雨シーンのアニメーション生成を目的とした雨音からの降雨強度推定」は、実際の降雨現象の雨音の解析から得た、降雨強度と周波数特性に相関を基に、より簡易に降雨シーンを作成できる手法です。 「曲面と多角形の最短距離検出法」は、Bezier Clipping法を最短距離検出に適用する手法です。「流れ場の補間による複数の流体アニメーションの統合」は、複数の流れ場のデータを統合することで、編集にかかるコストを削減する手法です。また、流れ場の時間的な差分を最小化する新しいアルゴリズムについても提案します。「X線CTと写真を用いたテクスチャ付き三次元モデルの生成法」は、自然物を対象としたデジタルアーカイブ技術です。X線CTとデジタルカメラを用い、3次元画像の領域分割と異なる視点からの撮影を行い、テクスチャを復元します。 ポスター部門での発表論文は、「流体アニメーションのための例示ベース乱流合成 」、「マルチグリッド法のためのNサイクルの提案 」の2件です。 また、同シンポジウムの会場において、研究員の櫻井快勢に優秀研究発表賞が授与されます。 VC/GCAD 合同シンポジウム 2017:http://cgvi.jp/vc2017/index.html UEIリサーチ研究業績:http://nishitalab.org/user/UEI/UEIpublication.html#vc Comments are closed.
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July 2021
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