マネジメントチーム
プロメテック・ソフトウェアは、経験者の知恵と若手エンジニアのチャレンジ精神で、新しい流体シミュレーションのフィールドを開拓してまいります。
東京大学生産技術研究所計算科学技術連携研究センターでのプロジェクトおよび研究会で研究開発された成果をもとに、2004年10月に大学発ベンチャー企業であるプロメテック・ソフトウェア株式会社を創業、取締役ファウンダー兼CTOを経て、2013年に代表取締役社長兼CEOに就任。2019年6月より現職。 GDEPソリューションズ株式会社 代表取締役会長 Particleworks Europe S.r.l. Director 早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了 東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻修了 |
大学院から一貫して数値流体力学の研究に携わる。複雑形状に対する数値解析法である境界適合座標法に関する研究で博士を取得する。 1994~5年に英国Imperial College機械工学科に滞在し、SIMPLE法による混相流解析の研究をおこなう。その後、メッシュを用いない数値解析法である粒子法として、独自に MPS法(Moving Particle Simulation Method)を開発する。MPS法は大変形を伴う流体解析や構造解析が可能で、その応用は原子力工学、船舶工学、マイクロ流体、生体力学、シミュレー ションベースのコンピュータグラフィックスなど様々な分野に広がっている。著書に、「数値流体力学」培風館(1997)、「粒子法」丸善(2005)など がある。 文部科学省「基盤的ソフトウェアの開発:次世代構造解析」プロジェクト(FY2002-2004)に藤澤智光氏らとともに参加する。その中でシミュレーションとCGの融合を目指した「ビジュアル・エンジニアリング研究会」を発足させ代表を務めた。 2014年日本計算工学会第十代会長就任。 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻修士課程修了 |
1984年より非線形構造解析にかかわる。とくに高温領域における原子力機器の非線形3次元熱・構造解析に関し、当時の国産スーパーコンピューターを性能限界までフル稼働させた大規模計算を行い、その実績が高く評価される。 1989年より(株)日本総合研究所のエンジニアリング部門において衝撃・構造解析ソフトウェアLS-DYNAの技術コンサルティングを担当。大変形に対応した高性能要素フォーミュレーション、極めて複雑なコンタクトロジックと多くのオプション機能、多様な硬化則やダメージモデルを含む高度な材料構成則などを駆使した最先端のシミュレーションテクノロジーの産業分野への応用技術について投稿論文、学術記事等を多数執筆するとともに、学会主催講演会・セミナー、国際会議等の場を通じて広く紹介してきた。 2012年に産業界へのCAEソフトウェアのいっそうの普及をめざして(株)トクラシミュレーションリサーチ(TSR)を設立、独立した技術コンサルタントとして衝撃解析、流体構造連成、圧縮・非圧縮性流体解析、加工プロセスシミュレーション、メッシュフリー、最適化など幅広い業種や分野で精力的に活動している。また明治大学先端数理科学インスティテュートにおいて、折紙工学から考案されたユニークな軽量高強度構造体の工業製品への応用をめざした研究開発を続けている。 2012年より当社技術顧問に就任。 「折紙の数理とその応用」(共著、共立出版)、「衝撃工学の基礎と応用」(共著、共立出版)など著書多数。趣味は楽器演奏(ホルン)、写真撮影、旅行、車、ガーデニング、アウトドア料理、バードウォッチング、BD観賞、天体観測(皆既日食)など。 所属学会 ・日本機械学会 ・日本計算工学会 ・日本シミュレーション学会 筑波大学第三学群基礎工学類物理工学専攻卒業 東京工業大学大学院理工学研究科機械物理工学専攻博士後期課程修了 |
凸版印刷(株)を経て2006年当社入社。デジタルコンテンツ、VR/CG映像制作、グラフィックデザインの経験を生かし、エンジニアリング事業での解析結果可視化業務、映像事業での物理シミュレーション及び映像制作を担当。 2007年 VRコンテンツ 「アンコール遺跡バイヨン寺院...尊顔の記憶」CG制作(制作・著作 凸版印刷株式会社、九州国立博物館開館2周年記念企画展で上映) 2008年 映画「252生存者あり」高潮VFXシミュレーション 2009年 映画「カムイ外伝」 流体VFXシミュレーション 2010年 映画「THE LAST MESSAGE 海 猿」 流体VFXシミュレーション 東京藝術大学美術学部油画専攻卒業 |
2006年 当社入社。ゲーム用物理エンジン「Octave Engine」の開発に携わる。 バンダイナムコゲームズ「鉄拳6」およびソニー・コンピュータエンタテインメント「四季庭」を担当。 2008年 二次元粒子法物理エンジン「Octave Engine Casual」開発に携わる。PlayStation3向け移植等を担当。 2009年 粒子法CAEソフトウェア「Particleworks」の開発に携わる。 2014年 当社アライアンス推進室室長。 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程修了 |