Particleworks

Particleworks/ 製品特徴

Particleworksは、格子生成が不要な新しい計算手法である粒子法の理論に基づく流体解析ソフトウェアです。
流体を粒子の集まりとして表現することで、飛沫などの自由表面を伴なう液体の挙動を精度良く安定的に解析することを可能にしました。

Particleworks / 粒子法では、従来のCFDでボトルネックとなっていた煩雑な格子生成を行う必要がないため、CADデータや地図データからダイレクトに流体シミュレーションを実行することができます。
また、液体の挙動を粒子の集合に置き換えていることから、格子を用いた解析では難しかった複雑な機構内部の流体の合体・分裂なども容易に計算することが可能です。 さらに、流体と剛体の混ざった固液二相流なども、それぞれを流体粒子・剛体粒子に置き換えることで統一的に解析することが可能です。

プロメテックでは、粒子法(MPS法:Moving Particle Simulation Method)を開発した弊社創業者・取締役である東京大学大学院工学系研究科 越塚誠一教授の最新の研究成果に加えて、実際の製品開発現場に粒子法を適用するための解析ノウハウを継続的に取り込みながらParticleworksの開発を行っております。

Particleworksは公益財団法人りそな中小企業振興財団および日刊工業新聞社が主催する第23回中小企業優秀新技術・新製品賞ソフトウェア部門において、最も優れたソフトウェアに贈られる「優秀賞」を受賞いたしました。

また、Particleworksは、東京都が革新的な技術や製品開発に取り組むベンチャー企業を表彰する2011年(第12回)東京都ベンチャー技術大賞におきまして、「優秀賞」を受賞いたしました。

さらに、次世代Particleworksの開発は、日本が世界をリードするものづくり・グリーンイノベーション分野の強化に貢献するソフトウェアとして、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「イノベーション推進事業」平成22年度(第2回)研究開発型ベンチャー技術開発助成事業として採択されています。


メッシュ生成が不要

煩雑なメッシュ生成が不要で、複雑な挙動を伴う機構であってもCADデータからダイレクトに流体シミュレーションを実行することができます。

飛沫などの自由表面流れの解析が可能

水面が激しく変化する場合においても、容易に計算が可能です。流体が粒子に置き換えられているため、液体の合体や分裂が生じる場合でも特別な処理は不要です。

Particleworks|パワートレイン内 オイルかき上げ解析

移動境界問題も容易に解析が可能

Particleworksは、メッシュを使用したシミュレーション手法では非常に手間がかかった移動境界問題を解析する場合にも多いに威力を発揮します。
ギアや撹拌翼といった構造物の形状をポリゴンモデルで表現し、細かな移動条件設定を行えることで、複雑な現象でも容易に解析を実行することができます。

統一的な流体-剛体連成解析が可能

金属屑の洗い流しなど、流体と剛体が相互に作用しあう場合も自然にシミュレーションが可能です。

最新の研究開発成果をタイムリーに追加

Particleworksは、大学からの最新の研究成果を他社に先駆けて追加しています。

表面張力モデル

各物体間の界面エネルギーを再現できる表面張力ポテンシャルモデルを追加しました。これにより、壁-流体間、流体-流体の接触角を考慮することが可能となり、引力の強さをパラメータとして与えることで、水と油のような混ざり合わない解析もできます。

非ニュートン流体モデル

スラリーやコンクリートなどの攪拌・混練解析を行えます。

乱流モデル

LES+壁関数モデルを実装しています。

並列計算環境に積極的に対応済

大規模解析や計算時間の短縮時に必要となる並列化に関して、OpenMPやMPIはもちろんのこと、マルチGPUを活用したシミュレーションにも対応しております。 既に、NVIDIA社のCUDAを活用した公式アプリケーションとしても認定されており(http://www.nvidia.com/object/computational_fluid_dynamics.html)、デスクサイドPCでの解析業務から大規模サーバーによる解析まで、どのような環境においても圧倒的なパフォーマンスの粒子法シミュレーションを提供いたします。

ソフトウェアの詳細やご要望、お見積もりについては、お気軽にお問い合わせ下さい。